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老後に家を売る?売却前に考えること、賃貸のメリット・デメリット

更新日:2022-05-16

老後に家を売る?売却前に考えること、賃貸のメリット・デメリット

老後に家を売る?売却前に考えること、賃貸のメリット・デメリット

みなさまは、老後の計画をしておりますでしょうか。今回は住居についてお話をさせていただきます。

老後の生活については人それぞれですが、住まいについても考えてみましょう。

現在持ち家や賃貸など、もしくは将来引っ越しを考えている方や住み替え、建て替え、リフォームを計画しているなど様々だと思います。

老後に家を売る?売却前に考えること、賃貸のメリット・デメリット

老後に家を売る理由

住み慣れた家をなぜ手放すのか、お子様も成長し夫婦2人で生活が始まったり、もっと落ち着いた生活がしたい、経済的に住み続けるのは困難、介護老人ホームへ転居など様々な理由があると思います。

住宅ローン・・・老後も住宅ローンの支払いが続く場合は、生活が苦しくなってしまう事があります。住宅ローンは現役で仕事をしてた頃と同じように支払い計画が続きます。想像していたより年金が少ない場合もあります。

その為、家を売却し住宅ローンを完済すれば、住宅ローンに悩むこともありません。

ゆたかな生活・・・購入時はお子さんもいて、部屋もいっぱいだった家も、成長とともに広くなります。

住宅を平屋に建て替えや、リフォームを行う方もいる中、売却をする方もいます。

広くなった家を売却し、老後に移住や、賃貸に引っ越し生活スタイルに合わせ住み替えもできます。

介護や面倒をみてくれる人がいない

老後になって、面倒をみてくれる子供や親戚がいないので、これからどうすればいいのか不安な方も多いのではないでしょうか。

財産の管理を適切にできなくなったりと日常生活が困難になってしまいます。

成年後見制度や財産管理等委任契約、介護老人ホームの入居を検討するかと思います。

住宅に着目すると、持ち家を先に売却し賃貸へ住み替え老後を計画する方も多いようです。

今の家が老後の生活に適していない

家といっても、マンションから一戸建てと種類は様々。

マンションの4階に住んでいるが階段や駐車場からの荷物の移動が大変、一戸建てに住んでいるが、手摺が少なかったり、扉が開き戸の為不自由だったり、住宅ローンが老後も続いてしまうなど、ゆたかな生活を送る家でないと考えている方もいるのではないでしょうか。

老後の家を売却前に考える事

いざ売却と販売をしてみると、なかなか買い手が見つからない、想像よりも販売に費用が掛かってしまった、住み替えた後に後悔することも。売却に先立ち、不動産売却方法も様々です。

一般的な不動産仲介にて販売を依頼する方法や不動産買取業者に直接買い取ってもらう方法など、老後の予定や計画を立ててから行動していくことをお勧めします。

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老後に家を売って賃貸で暮らす4つのメリット

老後に家を売って賃貸で暮らす4つのメリット

賃貸住宅としては、以下の点があげられます。

・条件の良い家や場所に住み替えが可能。

・家族構成の変化に柔軟に対応できる。

・家のメンテナンスにかかるコストがなくなる。

・相続トラブルが無くなる。

老後もライフスタイルの変化が訪れることがあり、住み替えやすいといった点が賃貸の良いところでもあり、相続についても、住宅の承継者を考える必要が無いということできます。

条件の良い家や場所に住み替えが可能

老後の住まいは、ご自身の日常生活を安心安全に過ごすことができるかという視点で探すことも大切です。

立地・・・買い物や病院、娯楽施設など利用しやすい立地へ移動も可能。

間取や設備・・・転倒事故防止の為、段差の少ない手摺付きのバリアフリー住宅や、室内の温度差がもたらすヒートショックに配慮された断熱性空調設備も充実した住宅。

家族構成の変化に柔軟に対応できる

賃貸物件の場合、ライフステージの変化に伴い家族構成が変わっても、その時の状況に合わせて住み替えがたやすいという利点があります。賃貸では家族の人数に合わせて間取りを選びやすく、家賃が安い物件に住み替えれば支出を抑えることができます。引っ越しも持ち家に比べ手間が掛からないです。

家のメンテナンスにかかるコストが無くなる

賃貸住宅では、建物メンテナンスは大家さんが行います。また部屋に備え付けられている設備が経年劣化で故障した場合も、修理や交換にかかるひようは大家さん負担となる事が一般的です。

その為、持ち家はご自身で全てを負担するため、急な出費などの心配が減ります。

相続トラブルが無くなる

通常、持ち家や土地の所有者が亡くなると、配偶者や子供などへ不動産を相続します。このとき、相続人に対して多額の相続税が発生する可能性があります。

また相続人が住まなかった場合、都市部ではない場所にあるなど、空き家になっても買い手がつかず、固定資産税や管理費だけがかさむということもあります。

老後に家を売って賃貸で暮らす4つのデメリット

老後を賃貸で暮らすデメリットには、主に以下の4点があげられます。

・家賃を支払い続けなければいけない

・高齢だと賃貸の入居審査が難しい

・リフォームができない

・住み慣れた場所から離れる

家賃を支払い続けなければいけない

持ち家は住宅ローンの返済が完了していれば、毎月の住居費の支払いが無くなります。

それに対して、賃貸住宅は住み続ける限り一生家賃を支払う必要あります。また契約時の敷金や礼金、更新時の更新料など負担となります。

高齢だと賃貸の入居審査が難しい

高齢になってからの賃貸物件の契約は、入居審査に通りにくくなるリスクがあります。安定収入が無い世帯に対しては、家賃保証会社や貸主が拒否するケースもあります。

都道府県や自治体が窓口となっている、高齢者向け賃貸住宅もありますが、希望者が多くタイミングよく契約するのは難しいようです。

リフォームできない

賃貸住宅は、居住者が自由にリフォームすることが難しいです。間取りや設備の変更など基本的にすることができません。動きが不自由になり、リフォームが必要となった場合は、住み替えが必要となります。

住み慣れた場所から離れる

住み慣れた環境からまったく新しい場所へ住み替えをするという行為は、かなりのストレスです。周辺住民とのコミュニケーション、新生活への不安、長く住んできた愛着のある家や土地から離れる不安もあります。

新居は近場など同じ市内など一定の生活環境を維持できるとよいようです。

 

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公開日:2022-04-21

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